動詞から見る英文法のしくみ 目次
序章 動詞についての基礎知識
1.活用形
2.基本動詞と不規則活用
3.語順が意味を定める
4.語順の中心は「動詞」
5.長い文ができる理由
(1)「文」や「句」が主語や目的語になる場合
(2)修飾語が長ければ文は長くなる
6.動詞は文法の要(かなめ)
第1章 動詞の述語としての働き
1.時制
(1) 現在を表す方法
() 現在形と現在進行形
(イ) 状態を表す動詞は進行形にしない
(ロ) 習慣的行為を進行形で表す場合
() 現在完了形
(イ) 完了した過去の出来事が現在にその結果として意味を
もっている場合(完了・結果)
(ロ) 過去の出来事が経験として現在に意味をもっている場合(経験)
(ハ) 過去の出来事が現在にも続いている場合(継続)
(2) 過去を表す方法
() 過去形と過去進行形
() 過去完了形
(イ) 完了・結果
(ロ) 経験
(ハ) 継続
(ニ) 現在完了形と特に異なる点は、過去完了は過去との時間関係においてそれ以前の行為・状態を述べるときに用いられる用法があることです。これを大過去ということもあります。非常によく使われる用法です(大過去)
(3) 未来の表現
() 未来を表す4つの方法
(イ) 確実性と不確実性
(ロ) 現在形で未来を表す
(ハ) 未来進行形と未来完了形
(ニ) shallとwillの使い分け
時制の練習問題
2.助動詞
() 2種類の助動詞
(イ) 動詞としても使われる助動詞
(ロ) その他の助動詞
() 助動詞の役割
(イ) 疑問文・否定文には助動詞が必要
(ロ) 「とき」を表す
(ハ) 助動詞のbeとhave
(ニ) 仮定法で重要な働きをする
() 助動詞の過去形
(イ) 過去形で過去を表すことができる場合
(ロ) 同じ意味を持つ他の表現を借りてくる場合(義務を表すmust)
(ハ) 完了不定詞を用いる場合
(a) 強い疑惑、否定的推量を表すcan
(b) 推量を表すmay(かもしれない)
(c) 推定を表すmust(にちがいない)
(d) need not(〜する必要がない)
(e) should(〜すべき)
助動詞の練習問題
3.仮定法
() 条件文の時制
() 仮定法
() 助動詞の過去形の登場
() 仮定法過去完了
仮定法の練習問題
4.受動態
() 受動態の形
() 動作主を表す[by]
() 受動態の疑問文
受動態の練習問題
第2章 動詞の多様な働き
1. 動詞の名詞化:不定詞と動名詞
(1) 不定詞(原形またはto+原形)
() to不定詞
(イ) 不定詞は名詞(主語・目的語・補語)として働く
(ロ) 不定詞は「名詞」として働くと同時に「動詞」でもある
(a) 不定詞は目的語または補語を持つことがある
(b) 副詞の修飾を受ける
(c) 主語を持つ
(d) 不定詞と「とき」の関係
(ハ) 仮主語と不定詞
(a) It is 〜 toの場合の不定詞の主語−for+主語
(b) 不定詞の主語が【of+主語】で表される場合
() 原形不定詞
(イ) 使役動詞の場合
(ロ) 知覚動詞の場合
(ハ) 使役動詞・知覚動詞の受け身の場合
(2) 動名詞
() 不定詞の名詞的用法との違い
(イ) 動詞の目的語
(ロ) 前置詞の目的語
() 動名詞の主語
(イ) 所有格で主語を表す
(ロ) 目的格で主語を表す
() 動名詞の表す「とき」(完了動名詞)
名詞化の練習問題
2.動詞の形容詞化:不定詞と分詞(現在分詞と過去分詞)
(1) 不定詞(形容詞的用法)
(2) 現在分詞
() 形容詞として働く現在分詞
(イ) 現在分詞の働き
(ロ) 現在分詞の語順
(3) 過去分詞
() 形容詞として働く過去分詞
(イ) 働きと意味
(ロ) 語順
(a) 1語だけで修飾する場合は前置
(b) 2語以上からなる語群の場合は後置
形容詞化の練習問題
3.動詞の副詞化:不定詞の副詞的用法と分詞構文
(1) 副詞の働きをする不定詞
() 目的を表す(〜するために)
() 結果を表す
() 原因・理由(ある感情が起こる原因や、ある主観的な判断をするときの理由などを、不定詞で表す)
() 形容詞を修飾するものは副詞だが、不定詞は形容詞を修飾することもある
(2) 副詞の働きをする前置詞句
(3) 副詞として働く現在分詞(分詞構文)
副詞化の練習問題
第3章 文が長くなる理由
文が長くなる理由−文の構造の復習
1.名詞節(主語・目的語・補語になる節)
(1) that節
() 名詞節が主語になる場合
() 名詞節が目的語になる場合
() 名詞節が補語になる場合
() thatの省略
() 仮主語・仮目的語
(2) if、whetherを指標とする節
(3) 疑問詞で始まる間接疑問文
名詞節の練習問題
2.形容詞節(名詞を修飾する節)−関係詞
(1) 関係代名詞(that、who、which)
() 関係代名詞のwho、whose、whom
() 関係代名詞のwhich
() 関係代名詞のthat
() 前置詞+関係代名詞
() 目的格の関係代名詞の省略
() 関係代名詞のwhat
(2) 関係副詞
形容詞節の練習問題
3.副詞節
(1) 時を表す副詞節
(2) 状態を表す副詞節
(3) 原因・理由を表す副詞節
(4) 条件を表す副詞節
(5) 譲歩を表す副詞節
副詞節の練習問題
第4章 分詞構文と時制の一致
1.現在分詞の副詞としての働き−分詞構文
(1) 省略
(2) beingの省略
(3) 分詞構文の「とき」
(4) 慣用的表現
分詞構文の練習問題
2.時制の一致
時制の一致の練習問題