CD BOOK 英語リスニングができるようになる 目次
PART I 映画.日常会話に強くなるヒアリング上達法
はしがき
(1) ヒアリングとリスニングはどこがどう違うのか!
(2) なぜ日本人はヒアリングに弱いのか
(3) 英語は音楽である
(4) ヒアリングを妨げるp,t,k,b,dの音
(5) 英語のイントネーションには上昇と下降があるが、上昇イントネーションは、まだ文が終っていないことを意味する
(6) 文頭から文尾までイッキが鉄則
(7) できるだけ映画を見て、楽しみながら聞くのがよい
(8) リスニングは、「頭から意味をとる」練習をすべきである
(9) リスニングは、2度聞くことが許されない場合がある
(10) リスニングの流れは、「〜して、〜して〜する」という時計まわりの方向か、「〜するためには〜して〜して、〜してきた」という逆回りの2方向の流れがある
(11) 聞きながら絵を描き意味をとらえることが必要である
(12) 英語で聞き、英語で意味をとらえる練習をすべきである
 
〜最強の〜 ヒアリングに絶対強くなる発音の法則
発音の法則1
英語のアクセントは必ず母音の上にくる
発音の法則2
アクセントのくる母音は強くのばして発音する
発音の法則3
母音と発音記号の読み方
発音の法則4
英語は連音(Blending)が基本
・母音から子音の連音
発音の法則5
知らなければならない子音の発音
(1) rとl,t,dの発音と舌の位置
(2) rの発音
(3) の発音
(4) の発音
(5) FとVの発音
(6) (シ)、(チ)、(ジ)、との発音
(7) とmの発音
(8) ju(ユ)の発音
 
ヒアリングのための区切りとイントネーションの法則
法則1 上昇イントネーションと下降イントネーション
法則2 英語の区切りは次の7つである
母音から子音の連音
 
映画、日常会話に強くなるヒアリング8つの法則
ヒアリングの法則1
「t+母音」の時は、tは、lまたはdに聞こえる
ヒアリングの法則2
「t+子音」のtは、無音となることが多い
ヒアリングの法則3
「p,k,b,d,f」+「子音」では、p,k,b,d,fは、無音に近い音になる
ヒアリングの法則4
文末が子音の時、特にt,d,p,kで終っている時は無音となる
ヒアリングの法則5
「母音+n,m+t+子音」の時、tは完全に消音となる
ヒアリングの法則6
「tr+母音」は、「チュラ、チュリ、チュレ、チュロ」に近い音に聞こえる
ヒアリングの法則7
themは、[エム]、himは、[イム]、heは、[イ(−)]herは、[アー]と聞こえる
ヒアリングの法則8
「of+子音」では?(ア)と聞こえる
実践問題
 
PART IIちょっと長い英文でもスラスラ聞けるリスニング上達法
リスニングの法則1
英語の意味の区切りは前置詞までを主語に訳せばよい
リスニングの法則2
He bought three Kokeshi dollsのように「主語+動詞+目的語」(+前置詞+名詞)の文では「彼が買った3つのこけし人形は」と訳せる
リスニングの法則3
I saw the man stealing 〜.のように動詞のingがある時は、I saw the manまで「私が見たその男が」と訳し、stealing〜では「盗んでいたのは」のように訳すと便利である
リスニングの法則4
He has three cars made / in Japan〜のように過去分詞がある時は、過去分詞であるmadeまでを主部として「彼が持っている3台の車は」のように訳すと便利である
 
●関係代名詞を用いた文のリスニング
(1) 「主格」を用いた関係代名詞のリスニング法
リスニングの法則5
「主語+動詞+名詞+関係代名詞+動詞〜」の場合は、「主語が〜している(〜された)名詞が〜するのは(されたのは)」と訳せる
(2) 名詞の目的格がある場合のリスニング法
リスニングの法則6
原則として「名詞」+「関係代名詞」+「主語」+「動詞〜」が主部にくる時は、「人に、(人以外のものを)主語が〜するのは」と訳せばよい
(3) 関係代名詞、thatとwhatのリスニング法
リスニングの法則7
選考詞を含む関係代名詞what,thatが出てくる場合は、基本的には関係代名詞のある文を「〜すること」と訳し、文が修飾語で長くなる時は、修飾語の部分を「〜し、〜だ」のように文を二分して訳すとよい
 
●不定詞のリスニング法
リスニングの法則8
(1) 不定詞の訳し方は、基本的には「一般動詞〜+不定詞」では「主語が〜するのは、〜するためである」と訳す
(2) 「be動詞〜+不定詞〜」では「〜なのは、〜するからである」と訳せる
リスニングの法則9
肯定文、否定文ともに目的語に相当する語句がthat、関係代名詞、現在分詞(=動詞の原形ing〜)、過去分詞の場合は、直前までを「主部」として訳すことができる
動詞+動詞のingの前からのリスニング法
リスニングの法則10
動詞+動詞+のingでは、動詞のingの直前までを主部にするとよい
 
●比較級の前からのリスニング
リスニングの法則11
比較級では、thanの直前までを主部にしてthan〜以降を「〜以上である。〜と比べての話である」と訳すとよい
リスニングの法則12
no+比較級〜+than……は「とはいっても……ほどのものはない」と訳せる
 
●接続詞の前からの訳し方
(1) that節のリスニング法
リスニングの法則13
「動詞+that+主語+動詞〜」では動詞の内容=that以下となるので、動詞までを主部として訳すとよい
(2) その他の頻出する接続詞の訳し方
リスニングの法則14
リスニングでは原則として接続詞がある時は、接続詞の直前までとそれ以降の文章とを二分して訳すとよい
 
●長文リスニングトレーニング
1. 台風
2. 公害
3. 差かなつり船転覆
4. 小川氏の勘違いとは
 
●英語を英語でリスニングする方法
(1) 英語のマインドは「力と方向」で決まる
(2) →は、「向かう」を意味する
(3) 「時計の針の逆の進行方向を意味する「←方向」のリスニングの世界
(4) 「l」は、中断、停止を意味する