「課長さん、定年後は何をなさっていらっしゃるの?」「毎日、図書館通いをして数学の勉強をしているんだ」 スナック・バロンのみゆきママの問いに、この物語の主人公、商事会社を半年前に退職した林邦夫は答えました。スナック、フレンチレストラン、図書館、喫茶店、はたまた旅行先のエジプトで、邦夫は時を忘れて“数の世界”に浸ります。邦夫と一緒に整数論を学ぶことで、数学を考えることの喜びを感じていただける本です。
書籍詳細
定年男の数学物語
主人公・邦夫と数学が奏でるちょっとロマンチックなストーリー

- 著者名
- 江藤邦彦
- ISBN
- 978-4-86064-168-9
- ページ数
- 220ページ
- サイズ
- A5判 並製
- 価格
- 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
- 発売日
- 2007年10月15日発売
品切れ
内容紹介
著者プロフィール
江藤邦彦(えとう くにひこ)
1942年、長野県生まれ
1964年、埼玉大学卒業
同年より埼玉県内の高等学校に勤務
2002年、定年退職後、喫茶店「びわの樹」を開店し、現在、店主として活躍
数学教育協議会会員
著書:『ボクもギリシャの数学者』共著(亀書房)
『リンドラ姫の恋と数学物語』(国土社)ほか
この書籍とオススメの組み合わせ
法隆寺にひそむ白銀比 五稜郭にひそむ黄金比
旅先で出会う様々な数学のはなし。日光では三角比を駆使し、…
旅先で出会う様々な数学のはなし。日光では三角比を駆使し、…