理科で扱うテーマはほとんどが身のまわりにある現象です。ふだん何気なく見ていたり、触れていたり、利用していたりしているもののほとんどが理科に通じていると言えます。そのしくみやきまりを知ることはとても面白いばかりでなく、実際に役に立つこともあります。知的好奇心を満たし、実用にもつながる理科の公式・定理を厳選ピックアップした、中学プラスαの理科が概観できる一冊です。
書籍詳細
これだけは知っておきたい理科の公式・法則
STOP理科離れ!公式・法則を「理解」すれば理科はもっと楽しくなる!

- 著者名
- 丹羽眞生
- ISBN
- 978-4-86064-179-5
- ページ数
- 216ページ
- サイズ
- 四六判 並製
- 価格
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 発売日
- 2008年01月22日発売
品切れ
内容紹介
著者コメント
本書では、理科の内容を、「公式・法則」という観点でまとめています。「○○の法則」のような名前がついていないものも法則として取り上げていますが、これはエッセンスを取り上げたものと理解してください。まず「公式や法則」がなぜ成り立つのか、そしてなぜそういえるのかを疑問に思ってください。そして、「その疑問を解き明かしてやるぞ!」と、ミステリーを読むときのような感覚で読み進めてください。「あ、そうだったのか!」と少しでも思えればしめたものです。
理科は根拠のある学問です。その根拠を理解すれば、理科は難しくありません。
例えば、寒い冬、暖房の効いている部屋の窓ガラスがぐっしょり濡れていることがあります。暑い夏、冷たい飲み物の入ったグラスの表面はやはり濡れています。これらの水滴はどこから来たのでしょう。ここで、水は、空気中では水蒸気として存在していること、また温度によって空気中に含むことができる水蒸気の量が違うことを根拠として、窓ガラスやグラスの表面の空気の温度が下がり、空気中に含みきれなくなった水蒸気が水滴にすがたを変えたことがわかるのです。
本書は、理科に興味がもてない方に、少しでも理科に興味を持ってもらえるようにと願いを込めて執筆しました。
また、理科に興味のある方に、少しでも理科の知識や考え方を読み取ってもらえるようにと執筆しました。あなたが少しでも理科を好きになってくださることを願っています。
著者プロフィール
丹羽 眞生(にわ しんき)
1965(昭和40)年大阪生まれ。
関西学院大学経済学部卒業。
学習塾講師、塾用教材出版社勤務を経て、30歳で独立。
編集プロダクション「マイプラン」を設立。
社長業と並行して理科、社会の編集業務にも携わる。
誠意とプロの自覚を持ち、子どもたちにわかりやすい教材づくりに取り組む。
この書籍とオススメの組み合わせ
学生気分で理科の世界をザーッとおさらい。懐かしくて愉しい…
「暗記」ではなく「理解」しておきたい数学の基本が一冊に!