大好評、『漢文が読めるようになる』の第2弾。今回は中国の英雄列伝を読んでいきます。第1章では「臥薪嘗胆」のエピソードを中心に、送り仮名、返り点のついた文章を読み、第2章では「項羽と劉邦」を返り点のみで読みます。そして第3章では「三国志」の、送り仮名も返り点もつかない“白文”に挑戦します。演義などで馴染みのある英雄たちに、原文のまま触れる醍醐味を味わうことができます。
書籍詳細
中国英雄列伝を漢文で読んでみる
『史記』『三国志』の英雄譚を漢文で味わう!

- 著者名
- 幸重敬郎
- ISBN
- 978-4-86064-225-9
- ページ数
- 304ページ
- サイズ
- A5判 並製
- 価格
- 定価1,870円 (本体1,700円+税10%)
- 発売日
- 2009年05月18日発売
品切れ
内容紹介
著者コメント
(「はじめに」より)
漢文を読んでみるといっても、やはりおもしろみがないと読んでみる気にはならないものです。そこで本書では中国古代の英雄たちの話を読んでみることにします。
項羽や劉邦、曹操や劉備、諸葛孔明という名を聞けば興味がわいてくる人も多いはずです。英雄たちの生きざまを『史記』と『三国志』の原文で読んでみましょう。
序章で漢文訓読の基本を説明しました。必ず目を通してから、第一章に進んでください。
第一章では、返り点・送り仮名の付いている文章を読んでみましょう。これが先ず基本です。
第二章では、送り仮名の付いていない、返り点だけの文章を読みます。少し難しくなりますが、返り点をたよりに読み方を考えましょう。
著者プロフィール
幸重敬郎(ゆきしげよしろう)
1963年大分市生まれ。愛媛大学法文学部卒業。
熊本大学大学院文芸研究科修士課程修了。専攻は中国史(宋元時代)。
1994年から予備校で漢文を教え始める。
1997年より河合塾講師。
漢文を明るく、楽しく、元気よく教えることを心がけている。
著書『漢文が読めるようになる』(ベレ出版)
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