数字・単位・計算などの聞き取り・読み取り・書き取りに強くなるための実践トレーニングブック。日常会話やビジネス会話の中で数字がでてくるととたんに思考が止まる人、数字が1桁、2桁ならどうにか聞きとれてもそれ以上になるととたんに会話が止まってしまう人にピッタリの本。ビジネス場面で数字の英語に弱いのは致命傷。要点解説と豊富な例文、そして実践的な練習問題で英語の数字がどんどん聞きとれるようになり、すらすら話せるようになります。
書籍詳細
数量表現の英語トレーニングブック CD BOOK
英語の数字がどんどん「聞き取れる」「話せる」ようになる知識とトレーニング

- 著者名
- 大島さくら子
- ISBN
- 978-4-86064-243-3
- ページ数
- 256ページ
- サイズ
- A5判 並製
- 価格
- 定価2,310円 (本体2,100円+税10%)
- 発売日
- 2009年10月21日発売
- CD枚数
- 2枚
- 収録時間
- ①56:57 ②73:01
- 収録内容
- ●ナレーション 英語(男性・女性)
●各項目の「徹底トレーニング」の英語が収録されています。
(見出しのみ日本語あり。各例文の日本語訳は収録されていません。)
内容紹介
著者コメント
(「はじめに」より)
初級から上級レベルのすべての英語学習者にとって、英語の数量表現は通常とても難しいものです。英文をすらすら読んだり、英語をスムーズに話したり、何の不都合もなく聞いていても、数字の箇所では思考が止まってしまうという経験を、多くの方がされているのではないでしょうか。
英語の数字を苦手とする背景には、まず、英語の数字を読む際、日本語と桁の区切りが違うため読みにくいというのがあります。住所の番地や電話番号などの区切り方や読み方も、日本語の数字と違います。また、使用されている通貨や、メートル法、ヤード・ポンド法などの単位系が、国によって異なります。ですから、このような背景やルールを知らないと、正確に読んで話し、そして聞き取ることがなかなかできないのです。
本書では、新聞、雑誌などの文章、ビジネスや日常での会話の中に出てくるさまざまな数量表現を、どう読み、聞き、話すのかを、豊富な例文で紹介しています。そして、付属の CDには、これらの数量表現を含む、たくさんのトレーニング問題が、ネィティブスピーカーによってナチュラルスピードで録音されています。これらを徹底的に聞き込み、問題を繰り返し解くことによって、数字に慣れ、強くなっていくことができます。
また、付録として、センチメートルをフィートに、キロメートルをマイルに、そして華氏を摂氏に換算する換算式と、演習問題を載せました。さらに、海外旅行や出張で、レストランで食事をしたり、タクシーに乗ったりしてチップを支払う際、支払額を見て即座に、15~ 20%のチップをどのように計算するのかのヒントも載せてあります。
皆さんにとって本書が、英語の数量表現を日本語と同じくらいの理解度とスピードで、自由に操ることができるようになるための、一助になれば幸いです。
著者プロフィール
大島 さくら子(おおしま さくらこ)
(株)オフィス・ビー・アイ 代表取締役
(株)JALアカデミー・国際教育事業部 企業研修英語講師
早稲田大学・エクステンションセンター 英語講師
港区国際交流協会 英語通訳・講師
Temple University Japan(教養学部、アジア学専攻)卒
学習院女子短期大学(現・学習院女子大学)卒
Oxford University(1 academic year)留学
資格:英検1級、TOEIC®990
出版:「中級からの英文法」(2007 ベレ出版)、「正統派のTOEIC」(『週刊ST』連載 1997-2002 ジャパンタイムズ社)
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