書籍詳細

辞書を引いてもうまく訳せない人のための英単語イメージノート
よく使われているのに直訳・誤訳をしがちな113単語のイメージをしっかりつかめる!

辞書を引いてもうまく訳せない人のための英単語イメージノート
著者名
渡部学
ISBN
978-4-86064-273-0
ページ数
352ページ
サイズ
四六判 並製
価格
定価1,728円 (本体1,600円+税8%)
発売日
2010年10月20日発売

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内容紹介

よく見る単語だけどいまひとつイメージがつかめない、辞書を引いて訳しても変な日本語になってしまう、という壁を越えるには、英単語が持つニュアンスをしっかりつかむことが大切です。本書では、日本人がつまづきやすい単語をピックアップし、その単語のイメージを詳しく解説。そして、英語から日本語、日本語から英語の双方向から、例文を通して英語発想をつかむイメージトレーニングができるようになっています。直訳、誤訳をなくせる一冊です。

著者コメント

(「はじめに」より)

この本をお使いの方へ

【イメージ】とは、言葉の意味のことです。この本では、言葉のもっている意味の広がりを捉えるために、いろいろな場面からの意味を抽出して、敢えて抽象的な書き方にしてあります。
 しかし言葉のイメージは決して、抽象的な形で存在しているわけではありません。言葉のイメージとは、その言葉の描き出すさまざまな状況の中に生まれてくるものです。イメージについて詳しくは、「視点(イメージの項)」をご覧ください。
 ですから言葉のイメージをつかむには、その言葉が描き出しているさまざまな状況の中で覚えることが大切です。なぜならイメージを覚えるということは、簡単にいうと、その言葉の描き出しているさまざまな「状況を覚える」ということだからです。

【使い方】とは、品詞分類のことです。英語では、言葉の使われ方によって形が違う場合があります。名詞とは、言葉が主語や目的語として使われるときの形です。
  [The city authority] rejected the proposed plan.(主語)
  The newspaper attacked [the city authority].(目的語)

動詞とは、文の意味の中心として動きや出来事を表すときに使われると
きの形です。
  The city counsel [authorized] the new bill.(動詞)

形容詞とは、名詞を修飾するときの形、副詞とは、動詞や文全体を修飾
するときの形です。
  The professor expressed an [authoritative]opinion.(形容詞)
  The judge ruled her court [authoritatively].(副詞)

 この本の【イメージトレーニング】は、英語から日本語へと、日本語から英語への双方向になっています。お互が他の文のヒントになっていますから、英語と日本語を見比べながら、それぞれの文が描き出している状況を思い浮かべてみてください。
 イメージトレーニングでは、言葉で描かれている状況を思い浮かべて、そこから共通のイメージをつかむことが大切です。英語や日本語の文は、あくまでそのためのサンプルですから、「言葉を暗記する」のではなく、言葉で描かれている「状況を思い浮かべて、その中で言葉のイメージをつかむ」ことを中心に練習してください。
 またこの本では、それぞれの例文が使われている場面や文章のタイプをできるだけ書いてあります。それはその表現が使われている場面や文章のタイプを知っていると、状況を思い浮かべやすくなることが多いからです。このような文の使われている場面や文章のタイプのことを、(言葉の)ジャンルと言います。ジャンルについて詳しくは、「視点(イメージとジャンルの項)」をご覧ください。
 ただし「イメージをつかむ」ことは、一回ではあまりうまくできないかもしれません。1回目で描かれている状況の概略をつかみ、2回目でそこからイメージの大枠を抽出し、3回目でそれぞれの単語のイメージに迫っていくくらいの気持ちで臨んだ方がかえってうまくいくかもしれません。
 要するにこの本は、言葉からイメージを立ち上げ、そのイメージを日本語や英語の表現と結びつけて覚えるための本です。イメージは日本語と英語を結ぶインターフェースの役割を果たしています。

視点: この本では「視点」と呼ばれる文章を挿入しています。「視点」は、複数の言葉に共通するイメージや特徴をまとめたものです。ですから最初は全く「視点」を読まずに、後でまとめて読んでも構いません。またある程度、個々の単語のイメージをつかんでから読んだ方が、むしろ効果的かもしれません。「視点」は頭の中を整理するための道具で、「視点」の内容を学習するのが、この本の目的ではありませんから。

例文: この本の例文は、ほとんどが実例に基づいた作例です。実例は、構文的にも内容的にも高度すぎることが多いので、この本では対象となる単語のイメージに集中できるよう、構文や内容を適宜簡略化しています。その点でこの本の例文は、高度な英語の使用者には、ぎこちなく、不自然に感じられる場合もあるかも知れません。また作例を作る際には、辞書やコーパスなどを用い、可能な限り実例に基づくようにしています。

著者プロフィール

渡部学(わたなべ まなぶ)

1962年秋田生まれ。秋田大学教育学部英語科卒業。大阪大学大学院文学研究科日本学専攻博士後期課程単位取得退学。1998年ハワイ大学大学院言語学科より言語学でPh.D.取得。専門は認知言語学、意味論。ミネソタ州立大学機構秋田校、ハワイ大学マノア校、シンガポール国立大学を経て、現在、東北大学及び東北学院大学で非常勤講師。アルストロムアンドアソシエイツ有限会社顧問。

共著に『現代日本語文法第2巻』(くろしお出版 2009)
   『現代日本語文法第7巻』(くろしお出版 2009)

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