10歳の頃には物理学の他にも天文学、歴史、哲学、医学、論理学、経済学、法学などあらゆる学問分野の本を読み漁り(最盛期には年間3000冊)、最終的に量子力学が自分の目指す専門分野であると考えるに至った著者がこの書籍を執筆したのは12歳のときでした。独学で、本だけを頼りに量子力学に挑戦する上で「入門書は易し過ぎ、専門書は難し過ぎ」ということを感じ、その間を埋める、入門書と専門書の架け橋になるような本があればいい…という想いを実現したのが本書です。数式を追いながら読めればよいのですが、入門者の方がそこを飛ばして読んだとしても、「量子力学」に一歩迫ることのできる一冊です。
書籍詳細
12歳の少年が書いた 量子力学の教科書
物理学を志した著者が、「こんな本があったら」という想いを形にした渾身の一冊!

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- 著者名
- 近藤龍一
- ISBN
- 978-4-86064-513-7
- ページ数
- 312ページ
- サイズ
- A5判 並製
- 価格
- 定価1,760円 (本体1,600円+税10%)
- 発売日
- 2017年07月03日発売
内容紹介
著者プロフィール
近藤 龍一(こんどう りゅういち)
2001年生まれ。
幼いころから本好きであり、あらゆる学問分野に興味を示し、貪欲に知識を吸収してきた。科学については、本人も知らぬうちにある程度の知識と興味があったが、9歳のとき、本格的に理論物理学の独学を開始する。この頃、量子力学の存在を知り、その世界観に感銘を受ける。そして、10歳の頃から数式レベルの理解を目指して、物理数学の独学を始め、11歳のとき自分なりの本を書いてみたいと思うようになる。
12歳のとき本書の執筆を開始し、完成させる。
その後は場の量子論の研究を始める。
現在、都内の中高一貫校に通う高校1年生。
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