ノーベル賞クラスの論文が多数掲載されてきたイギリスの科学誌『ネイチャー』が、2019年に創刊150周年を迎えます。パラダイムシフトといえるような論文が載ることもあれば、偽造や捏造を含むような論文が掲載され物議を醸すこともありました。1869年、天文学者ノーマン・ロッキャーはどのような志をもってこの雑誌を起ち上げたのでしょうか。19世紀後半とはどのような時代で、人々は何を考え、どのように科学と向き合っていたのでしょうか。その頃の日本はどのような国だったのでしょうか。創刊当時の記事を読むことで、時代の空気を感じ、現在から未来につながるヒントが見えてくるかもしれません。
書籍詳細
150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか
創刊当時の記事を読むことで、未来につながるヒントが見えてくる

- 著者名
- 瀧澤美奈子
- ISBN
- 978-4-86064-575-5
- ページ数
- 296ページ
- サイズ
- 四六判 並製
- 価格
- 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
- 発売日
- 2019年07月10日発売
内容紹介
著者プロフィール
瀧澤 美奈子(たきざわ みなこ)
科学ジャーナリスト。社会の未来と関係の深い様々な科学について、著作活動等を行う。
2005年4月、有人潜水調査船「しんかn6500」に乗船。
著作に『深海の化学』(ベレ出版)、『日本の深海』(講談社ブルーバックス)、『地球温暖化後の社会』(文春新書)、『アストロバイオロジーとは何か』(ソフトバンク)、『身近な疑問がスッキリわかる理系の知識』(青春出版社)など。
内閣府審議会委員。文部科学省科学技術学術審議会臨時委員。慶應義塾大学大学院非常勤講師。日本科学技術ジャーナリスト会議副会長。