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  • 著者のコラム

英検準1級英単語大特訓
植田一三

写真:英検準1級英単語大特訓

 皆さん、お元気ですか。Ichy Uedaです。英語の勉強ははかどっていますか?今回は、皆さんに準1級合格だけでなく、運用語彙力をUPし、英検1級以上の資格試験にも合格できるように、様々な工夫を凝らした作品を作りました。この力作は、英検1級を目指す人も、英検1級合格者も十分に満足できる内容になっているので、タイトルだけで判断しないで、是非読んでみてください。
 語彙を増やそうとするとき、運用語彙を増すアプローチを取れば、簡単にボキャビルすることができます。これに対して、受験勉強のときによく見られる、読解問題で意味がわかればいい程度に英単語を覚えようとすると、最も記憶力のいい時期である高校時代でさえ、試験が終わればすぐに単語を忘れてしまいがちです。そこで語彙を増やす時は、必ず運用語彙を増やす「発信型のボキャビル」をする必要があります。そうすれば、最悪、運用語彙にならなかったとしても、意味が言える程度の認識語彙レベルまで、記憶を保持することができます。
 そこで、運用語彙を増やすための最短距離とは、覚えようとする語のベストコロケーション(フレーズ)を、年の数だけ頭に叩き込むような気合を持って「音読する」ことです。日本人は母国語の語彙を子供の頃から長い期間かかって自然に身につけてきましたが、外国語の場合はexposure(接触時間)が圧倒的に少なく、他にもやらなくてはならないことがたくさんある現代人にとって、自然に多くの語彙を身につけるのは非常に困難です。そこでそういったmindset(固まった考え方)を脱皮し、ダイナミックにボキャビルするアプローチが、時間はかかっても、「急がば回れ」の最短距離語彙増強法なのです。
 そういった運用語彙を増やすために、本書は、重要かつ記憶高率のいいコロケーションを抽出し、類語の使い分けができるように、それらのニュアンスを記し、さらに絶対に忘れないように語呂合わせの「記憶術」を、知恵を絞って作り出しました。また、語感がつかめるように、近い意味の類語言いかえを行い、英単語の意味も市販の英和辞典と違って、できるだけ原意に近いように、数冊の英英辞典の定義をもとにバージョンアップしました。そういった様々な配慮に基づいて完成した、16の特長を持つ画期的な作品を、一人でも多くの人にエンジョイしていただければこの上ない幸せです。それでは明日に向かって、ボキャブラリービルディングの道を
     Let’s enjoy the process!(陽は必ず昇る!)

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