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マイクロエクスカーションのすすめ

6月に発売にした『地理マニアが教える 旅とまち歩きの楽しみ方』では、このコロナ禍にピッタリな時間の過ごし方として「マイクロエクスカーション」をおすすめしています。“エクスカーション”とは小旅行とか野外調査のことですが、著者は「まず自宅の半径1kmの範囲を地図を見て歩いてみよう!」と提案しています。いわば「ご近所版ブラタモリ」ですね。たしかに大人になってから住み始めた街は、通勤路以外は意外とよく知らないものです。今年のGWはコロナで遠出できなかったので、私も以前から気になっていた場所に行ってみました。

玄関を出ると崖の上に立派な大木が見えるのですが、桜の季節になると数日間ライトアップされてとてもきれいなところです。県境を隔てているのでちょっと遠くを眺めているつもりでしたが、地図で確認すると直線距離で500mくらいしかありません。さっそく少し歩いて急坂を登ってみると、「創立146年」と書かれた小学校の校庭にその大木はありました。146年前と言えば、明治7年! 維新後間もないころにできた学校ということになります。この学校と同じく、きっとこの大木もそれなりの樹齢なのかもしれません。他にも家からそう遠くないところに郷土資料館があったり、公園や謎のスーパーを見つけたりと、マイクロエクスカーションで、いろんな発見を楽しめました。ぜひ皆さんもお試しあれ!

モリ

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