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  • 編集部コラム

沼に落ちたかもしれない話

先日、ふらっと入った文房具屋でちょっと高いシャーペンを衝動買いしました。rotring 600というシャーペンです。rotringはドイツのメーカーで製図用の筆記具で有名です。当初はラインナップの中でもリーズナブルなrotring 500を買う気持ちでしたが、 ん?600とか800もあるぞ、ちょっと触ってみたい・・・ということで店員さんに頼んでショーケースから600を出してもらいました。実際触ってみると、500と600は全然違いました。500はグリップ部分が金属ですが、軸はプラスチックでできています。一方、600は全体が真鍮でできているのでしっかりした重みがあります。「この見た目、重み、ひんやり感・・・めっちゃいい・・・」・・・とはいうものの、これまでの人生でそんなにシャーペンにこだわったこともなかったので、やや混乱し、しばらくショーケースの前で500と600を交互に握っては試し書きを繰り返していました。散々悩んだ末、「今ここで買わない決断をしても、いつか買っちゃうな」という結論に至り、やっと購入。家に帰って、箱から出して、改めて握ってみて「めっちゃいい」としみじみ。それからほぼ毎晩、シャーペンを眺めたり握ったりお絵描きしたりしてほれぼれしています。運命的な出会いをしたコイツをこれから何十年も使っていきたいです。失くしませんように!

オオイシ

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