21世紀のキーワードの1つである『量子』。このことを踏まえて、量子論の歴史を交えながら、その考えがどのように活用されているか、日常生活との関わりなどにも言及しながら、図解してわかりやすく解説。物理学者はどのようにして非日常的なミクロの世界の法則を発見していったのか、どのようにして常識では理解困難な量子の世界の出来事を理解していったのか。そして現在、どのような問題が議論されているのか。
書籍詳細
量子論の世界がわかる
量子論の考えがどのように活用されているか、図解してわかりやすく解説。

- 著者名
- 五十嵐靖則
- ISBN
- 978-4-86064-017-0
- ページ数
- 256ページ
- サイズ
- A5判 並製
- 価格
- 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
- 発売日
- 2003年04月25日発売
品切れ
内容紹介
著者プロフィール
1943年生まれ
東京理科大学大学院理学研究科博士課程物理学専攻卒業
東京都公立高等学校教諭、東京都立教育研究所指導主事、同研究所統括指導主事などを経て、小平市立小平第四中学校長を勤める。
現在は、東京理科大学理学部非常勤講師(講義実験を担当)この間、物理教育学会編集委員、評議委員及び物理教育用語委員会委員、文部省高等学校学習指導要領作成協力者委員(物理部会副委員長)等を勤める傍ら、わかりやすい物理を目指して様々な教材や教具の開発に尽力。21世紀は、量子論が一般教養となる時代と考えその普及に努めている。
専門は理論物理学、理科教育学、科学史、化学哲学、認知科学
著書:『中・高校生と教師のための 実験で学ぶ楽しい物理 上.下』(丸善)
その他