物理学という学問は刹那的で儚いものかもしれません。いま誰もが信じていることが、ある日突然、根底から覆されたり、逆に、信じられないようなことが実験などによって証明されたり・・・。そんな物理学に挑むには、現状に満足しない反骨心とあきらめない気持ちが必要です。常に最前線を追い求める物理学という学問と、それに挑み続けた人々の歴史を読んでいきます。
書籍詳細
はじめて読む物理学の歴史
古代から現代に至るまで物理学はどのような過程を経て出来たのか

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内容紹介
著者プロフィール
我孫子誠也(あびこせいや) 1942年生まれ
東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得、理学博士
現在、聖隷クリストファー大学教授 専門は、物理学史
著書:『歴史をたどる物理学』(東京教学社)、『エントロピーとエネルギー』(大月書店)、『エントロピーとは南だろうか』(岩波書店)、『アインシュタイン相対性理論の誕生』(講談社)
岡本拓司(おかもとたくじ) 1967年生まれ
東京大学大学院理学系研究科単位取得退学
現在、東京大学大学院総合文化研究科助教授 専門は科学史・技術史・高等教育史
小林昭三(こばやしあきぞう) 1942年生まれ
名古屋大学大学院理学研究科博士課程修了
現在、新潟大学教育人間科学部教授 専門は、素粒子論、理科教育学
著書:『「理数力」崩壊』共著(日本実業出版社)、『図解雑学 原子論からクォークまで』共著(ナツメ社)、『おもしろ理科こばなし』共著(星の輪会出版)、『中学理科こばなし』共著(星の輪会出版)、『新しい高校物理の教科書』共著(講談社)
田中一郎(たなかいちろう) 1947年生まれ
東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎論専攻修士課程修了
現在、金沢大学大学院自然科学研究科教授 専門は科学技術史
著書:デーヴァ・ソベル『ガリレオの娘』監修(DHC)、『ガリレオ-庇護者たちの網の中で-』(中公新書)、ウエストフォール『アイザック・ニュートン』共訳(平凡社)
夏目賢一(なつめけんいち) 1974年生まれ
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学
現在、金沢工業大学基礎教育部講師 専門は、科学史、科学技術社会論
著書:ウィーベ・バイカー『社会構成主義と技術文化の民主化』翻訳、村田純一編『共生のための技術哲学』未来社
和田純夫(わだすみお) 1949年生まれ
東京大学理学系大学院卒
現在、東京大学総合文化研究科専任講師 専門は、素粒子論、量子論、科学論
著書:『物理講義のききどころ(全6巻)』(岩波書店)、『高校物理のききどころ(全3巻)』共著(岩波書店)、『一般教養としての物理学入門』(岩波書店)、『現代物理学の最前線6 量子力学の多世界解釈』(共立出版)
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