アメリカに何かが起こった時、そして、どの道をたどるのかを決断する時、大統領は国民の支持を得るために演説によって訴えかけます。本書は、大統領がアメリカの歴史の節目で行った演説を、その時代背景の説明と一緒に紹介します。決断の時、大統領が何を伝えようとしたのか、説得力のある大統領の英語とアメリカ史の流れがわかる一冊。生音源が残っている演説を集めたCD付き。
書籍詳細
歴史が創られた瞬間のアメリカ大統領の英語 CD BOOK
歴史的瞬間の英語が味わえる!

- 著者名
- 西川秀和
- ISBN
- 978-4-86064-195-5
- ページ数
- 240ページ
- サイズ
- A5判 並製
- 価格
- 定価2,420円 (本体2,200円+税10%)
- 発売日
- 2008年06月17日発売
- CD枚数
- 1枚
- 収録時間
- 44:13
- 収録内容
- ●ナレーション 英語(男性)
●フランクリン・ルーズベルト、トルーマン、アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、レーガン、ジョージ・H・W・ブッシュ、ジョージ・W・ブッシュの演説の生音源16トラックが収録されています。
品切れ
内容紹介
著者コメント
(「はじめに」より)
大統領の最も大事な仕事は何でしょうか。また大統領として最も大事な資質は何でしょうか。それは説得する力です。トルーマン大統領は後のアイゼンハワー大統領に次のように言っています。
「私は一日中ここに座って、本当はいちいち言わなくてもきちんとしておくべき仕事をするように人々に納得させようとしている。それこそが大統領の力量だ」
大統領が国民の支持を得ようとすれば演説は重要な要素となります。大統領は自らの決断を国民に伝え、国民の支持を得るために演説を行うのです。
アメリカに何かが起こった時、そして、どの道をたどるべきなのか決断しようとする時、必ず大統領は国民に訴えかけます。そのため、大統領の演説を見ればアメリカの歴史がわかると言っても過言ではありません。
本書は、大統領がアメリカの歴史の節目節目で行った演説を収録しています。章ごとに時代背景も説明していますから、一読すれば大統領の英語のみならずアメリカ史の大まかな流れがわかるようになっています。まさにその決断の時、大統領は何を伝えようとしたのか、あなた自身でしっかり感じとってください。
西川秀和
著者プロフィール
西川 秀和(にしかわ ひでかず)
1977年大阪生まれ。大阪大学外国語学部非常勤講師。専門分野はアメリカ政治外交史(冷戦初期)・アメリカ大統領の演説分析。主な著述は、単著『昭和天皇の全国巡幸』(アーカイブス出版、2008年)、共著『アメリカ外交の分析』(大学教育出版、2008年)、共著『アメリカ社会を動かすマネー』(三和書籍、2008年)、共著『英語世界のことばと文化』(成文堂、2008年)、共著『アメリカ的価値観の揺らぎ』(三和書籍、2006年)など。
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