世界の人たちがたくさん日本を訪れるようになりました。外国人のお客さんを応対するための共通語は英語。本書で紹介している応対の基本会話と業種別の接客フレーズはスマートですぐに役立つものばかり。レストラン、家電ショップ、スーパー、コンビニから空港、タクシー、ホテルまで幅広い業種、職種で使えるやさしい表現を紹介しています。CD(日→英収録)
書籍詳細
店員さんの英会話ハンドブック CD BOOK
幅広い業種・職種で使えるやさしい英語表現を収録。これ一冊で外国人のお客さんに対応できる。

- 著者名
- 原島一男
- ISBN
- 978-4-86064-284-6
- ページ数
- 192ページ
- サイズ
- 四六判 並製
- 価格
- 定価1,760円 (本体1,600円+税10%)
- 発売日
- 2011年03月25日発売
- CD枚数
- 1枚
- 収録時間
- 70:08
- 収録内容
- ●第1章:基本フレーズ(日本語→英語)
●第2章~第4章:共通基本フレーズ(日本語→英語)、
ダイアローグ/覚えたいフレーズ(英語)
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内容紹介
著者コメント
はじめに
世の中にはあらゆる種類の店があります。良い店は店員の態度がきちんとしていて、お客に好ましい印象を与えます。この店にもう一度来てみようという気持ちにさせます。悪い店には二度と足を向けなくなるでしょう。
この本では、サービスに携わる人たちがお客に対して話す、最も好ましい英語フレーズを集めてあります。お客との会話といっても、特別な表現を使わないときもありますし、特定の場面でしか使わない特殊な表現もあります。
基本は3つ。
❶ 日常生活で使っている“スマートで洗練された” 表現で話すこと。
❷ プロフェッショナルとして適切な言葉で対応すること。
❸ あなたが関わっていることに対して、人に説明できるような知識を持つこと。
ということなのですが、それよりもっと大切なことは、「繊細な他人への心づかい」だと思います。そして、
・相手がお客であることを常に意識すること、
・何度も足を運んでもらえるように最大限の努力をすること、
・店の商品に関しては十分な知識を持っていること、
・相手に便宜を与えることに心を砕くこと、
・相手の質問/疑問に対して納得できる答えを出すこと、
などです。
そして、常にスマイルを忘れず、「感じよくふるまい、感じよく話すこと」です。
この本は、店員をはじめとするサ-ビス業に携わる人がプロであるという意識を踏まえて業務で使うさまざまなフレーズを紹介します。
世界の人たちが日本を訪れるようになった今、世界の共通語である英語を使って、世界中の人たちとコミュニケーションできるようにと考えて書きました。店員の皆さんこそ、そういう役割を担う現場の接点です。コミュニケーションの道
具としての英語に少しでも親しみを感じていただければ、こんなに嬉しいことはありません。
言葉は、国や地域、話す人の年齢、性別、時代などによって、さまざまに変化します。ここに集めたもの全部がベストとは言えないかもしれません。しかし、そういった違いを超越して使えるものとして選んだつもりです。
このフレーズを身につけながら、もっとあなたのスタイルと感性に合うフレーズを見つけていってください。常に感じよくふるまい、感じのよい英語で話してください。
ご健闘をお祈りします。
著者プロフィール
映画「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンの美しい英語に魅せられ、慶應義塾大学経済学部を卒業後、米国ボストン大学大学院コミュニケーション学科へ留学しました。帰国後、NHKへ入局し、1991年までの32年間、英語ニュース記者、英語番組チーフ・プロデューサーなどを務め定年退職、その後、山一電機株式会社へ入社、海外戦略を担当しました。現在は、ノンフィクション・ライターとして、英語・自動車・オーディオ関連の単行本や雑誌連載の執筆に専念中。日本ペンクラブ会員、日本記者クラブ会員、映画英語教育学会会員。
主な著書は「店員さんの英会話」(ジオス)、「オードリーのように英語を話したい」(ジャパンタイムズ)、「映画で学ぶおしゃれな英語」(NHK出版)、「シンプル英語で話す」(荒地出版)など多数。「スーパー・アンカー和英辞典」(学習研究社)の編集にも協力しました。