ふだん何気なく使っているカレンダーや手帳。そこには「暦」が刻まれています。よくよく考えてみると、1年、1か月、1週間、1日というそれぞれの区切りは非常によくできたシステムのようです。それらはいったいどのようなメカニズムで形成されているのでしょうか。それは古代から人々が天を仰ぎ観察し続けた、太陽と月の動きから作られています。本書では、その仕組みをやさしく解説し、それにともなう季節の話、潮の満ち干や日食・月食などにも触れていきます。
書籍詳細
暦の科学
太陽と月と地球の動きから紡ぎ出された人類の叡智、「暦」はどのように作られているのだろうか。

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- 著者名
- 片山真人
- ISBN
- 978-4-86064-320-1
- ページ数
- 152ページ
- サイズ
- 四六判 並製
- 価格
- 定価1,620円 (本体1,500円+税8%)
- 発売日
- 2012年05月16日発売
品切れ増刷中
内容紹介
著者プロフィール
片山 真人(かたやま まさと)
1971年 新潟県生まれ。
東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。
海上保安庁水路部航法測地課を経て、現在、国立天文台天文情報センター暦計算室長。
著書:
『現代の天文学 13天体の位置と運動』共著(日本評論社)
『星野地図館 太陽系大地図』共著(小学館)
『理科年表シリーズ よくわかる宇宙と地球のすがた』共著(丸善)
『これから見られる 日食と月食データブック』(誠文堂新光社)