中国語を生活の中で楽しく自然に学べる、日記を使った学習法です。
生活の中のちょっとした感想・印象・意見・出来事を中国語でどんどん書いてみる。はじめは一言日記からはじめて、少しずつ感想や意見を増やしていくと中国語の世界がぐっと身近なものになります。
毎日書くから絶対に力がつきます。本書は、日記を書くのにぜひ覚えたい基本文法や構文、日常の動作・状態・感想・印象、そして自分の意見などを述べる表現までを幅広く紹介しています。
書籍詳細
日記を書いて身につける中国語
日々の出来事を中国語で綴ることで、楽しく自然に中国語を学べます。

- 著者名
- 下出宣子 王凌
- ISBN
- 978-4-86064-325-6
- ページ数
- 320ページ
- サイズ
- A5判 並製
- 価格
- 定価1,870円 (本体1,700円+税10%)
- 発売日
- 2012年07月13日発売
品切れ
内容紹介
著者コメント
(「はじめに」より)
「日記を書いて中国語を身につける」というのが、本書のコンセプトです。
中国語を学ぶ多くの人は、中国語で人とコミュニケーションができるようになることを目指していると思います。日記を書くということは、自分ひとりの作業ですから、人とコミュニケーションをすることとは違うように思われるかもしれません。
しかし、旅行や留学生活での場を想定した中国語会話を学ぶだけでは、なかなか自分のほんとうに言いたいことや自分の気持ちを表現し、相手に伝えられるようにはなりません。
普段から自分の行動、感情、印象、感動を表すのにぴったりした言葉をさがして書くトレーニングを重ねることは、いつか中国の友人に自分の気持ちや考えていることを伝えたいと思ったときに、きっと役立つはずです。
後から読んで、自分の進歩の跡を振り返ることができるのも日記という形式で書いていくことのメリットだと思います。
著者プロフィール
下出宣子(しもいで のぶこ)
●千葉県船橋市出身。和光大学人文学部卒業、関西大学大学院中国語中国文学博士課程前期課程修了。1994年より中央大学法学部兼任講師。中国語および中国文化論を担当。ほかに東京大学、横浜国立大学、駒澤大学でも兼任講師(中国語)を務める。
●翻訳:蕭紅「蓮花池」、王魯彦「秋夜」(ともに『中国現代文学珠玉選━小説2』二玄社)、白朗「生と死」(『中国現代文学珠玉選━女性作家篇』二玄社)、遅子建「霧の月」(『同時代の中国文学 ミステリー・イン・チャイナ』東方書店)
王 凌(おう りょう)
●中国新彊烏魯木斉市に生まれる。北京大学中国語言文学部卒業。来日後、前後して筑波大学、新潟大学に留学し人文科学研究科日本東洋文化修士課程修了。現在、北里大学で兼任講師として言語文化を担当。ほかに横浜国立大学、慶應義塾大学などでも兼任講師を務める(中国語担当)。趣味は旅行することと温泉に行くこと。
●主な著書:『新しい風中検4級対応中国語リスニング・会話編』『新しい風中検4級対応中国語文法。・読解編』(ともに共著、南雲堂フェニックス)など。