携帯電話やパソコンのもっとも重要な部品ともいえる半導体チップの中を支配する量子論。素粒子などのミクロの世界にも適用される法則で、遺伝子など生物の構造や進化、そして宇宙の創生までを解明していきます。「神はサイコロを振らない」と、相対性理論を確立したアインシュタインは最後まで量子論に異を唱え続けました。本書は、ニュートン力学では考えられないような理論のため多くの人が戸惑い、魅かれていく量子論を易しく丁寧に解説していきます。
書籍詳細
学んでみると量子論はおもしろい
とてもやさしく、ちょっと深く、ミクロな世界の不思議を解説します。

- 著者名
- 牟田 淳
- ISBN
- 978-4-86064-323-2
- ページ数
- 248ページ
- サイズ
- 四六判 並製
- 価格
- 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
- 発売日
- 2012年06月18日発売
品切れ
内容紹介
著者プロフィール
牟田 淳(むた あつし)
1968年生まれ。
東京大学理学部物理学科卒業。
同大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。
現在、東京工芸大学芸術学部基礎教育課程准教授。
芸術学部に所属する理学系教員として、同大学でアートと数学、サイエンスのコラボを目指す。
趣味は旅行。最近は夏はほぼ毎年南の島に旅行し、昼は魚と泳ぎ、夜は天の川などの天体観測や天体撮影を満喫している。また、冬には北国で雪の結晶の写真も撮影している。
著書
『アートのための数学』
『宇宙と物理をめぐる十二の授業』
『デザインのための数学』
『あかりと照明のサイエンス』(以上、オーム社)
『学びなおすと物理はおもしろい』(ベレ出版)