書籍詳細

学んでみると気候学はおもしろい
地球温暖化やヒートアイランド現象など、身近な問題が「気候学」を学ぶことで理解できます。

学んでみると気候学はおもしろい
著者名
日下博幸
ISBN
978-4-86064-362-1
ページ数
264ページ
サイズ
四六判 並製
価格
定価1,836円 (本体1,700円+税8%)
発売日
2013年08月02日発売

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内容紹介

地球温暖化にヒートアイランド……。気候問題は人類にとって避けては通れない課題です。でも、そもそも気候って何? 気候学は、大気の状態を調べる学問なので、私たちにも身近な存在です。気候学を学ぶことは気候問題を考える上で必須。本書は、気候学の基本的な知識を解説し、地球を客観的にとらえる考え方を身につけられます。環境問題に関心のある人はもちろん、気象学に興味のある人や気象予報士の方にも役立つ内容です。

著者コメント

(「はじめに」より)
 気候学を基礎から楽しく学んでもらいたいと思い、この本を執筆しました。
 どのような本を書けば楽しく学んでもらえるのか、気候学をもっと学びたいと思ってもらえるのか、いろいろ考えました。その結果、以下のような結論に達しました。
 ・いままで知らなかったことについて、何かひとつでも知識を得ると、もっと知りたくなるのでは
  ないか。
 ・ずっと疑問に思っていたことが解決すると、すっきりした気分になり、もっと学びたいと思うよ
  うになるのではないか。
 ・こうだと思い込んでいたことが、実はそうではなかったと知ったとき、おもしろいと感じるので
  はないか。
 たとえば、みなさんのなかには、ヒートアイランド現象といえば、夏の昼間の現象だというイメージがある方もいるかもしれません。また、都市がゲリラ豪雨を誘発していると考えている方も多いと思います。実は、ヒートアイランド現象は年間を通じて起る現象で、夜間にはっきりと現れます。都市と降水の関係についてはまだよくわかっていません。
 このように、「よく知っているようで知らないこと」は、みなさんが毎日あたりまえのように体感している気候のなかにたくさんあるかもしれません。
 そこで、本書では、世界の気候、日本の気候、身近な気候を紹介するとともに、その成り立ちや現象のメカニズムについても解説しました。気候学や気象学をすでに勉強している方にも楽しんでもらえるように、話題によっては、大学の専門過程で勉強するような内容まで踏み込んでいます。また、最新の研究成果も紹介しています。ただし、初めて学ぶ方にも理解してもらえるように、やさしく解説することを心がけました。具体的には、数式や難しい理論の代わりに挿絵を多く用いて、気候の成り立ちや現象のメカニズムをイメージしやすくなるように努めました。
 本書では、基礎をしっかり身につけてもらうために、たくさんの話題を羅列するのではなく、通して読むことにより気候学を体系的に学べるような構成にしました。
 この本が気候学を学ぶ方のお役に立てることを願っています。

著者プロフィール

日下博幸(くさか ひろゆき)

筑波大学生命環境系(計算科学研究センター)准教授、博士(理学)

1970年生まれ(千葉県出身)
筑波大学大学院環境科学研究科修了。(財)電力中央研究所環境科学部研究員、同研究所流体科学領域主任研究員、米国大気研究センター客員研究員、筑波大学計算科学研究センター講師を経て現職。
共著に『二つの温暖化-地球温暖化とヒートアイランド-』(成山堂書店)、『局地気象学』(森北出版)、『都市環境学事典』(朝倉書店)などがある。

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