著者は高校生のころ、「数学の教科書には、それまでに習ってきた数学の内容がすべて書かれている」と信じ、わからないのは自分が悪いからだと思いながら徹底的に読み込んでいました。しかしやがて、実は教科書にはそれまでの数学が全て語られているわけではないと気づくことになります。それがなぜかということを考えるにつれ、数学を理解できなかったのは必ずしも自分のせいだけではないと思うようになります。実際に問題も解きながら、数学についてじっくり考える。大人の学びなおしに最適です。
書籍詳細
数学の教科書が言ったこと、言わなかったこと
教科書で語られなかった部分にも目を向けることで、数学がもっと「わかる」ようになる

- 著者名
- 南みや子
- ISBN
- 978-4-86064-390-4
- ページ数
- 336ページ
- サイズ
- A5判 並製
- 価格
- 定価1,870円 (本体1,700円+税10%)
- 発売日
- 2014年04月23日発売
内容紹介
著者プロフィール
南みや子(みなみ みやこ)
1948年 神奈川県藤沢市生まれ。
上智大学大学院修士課程修了(専攻は位相幾何学)。
学業修了後は、主として定時制高校に勤務し、さまざまな立場の生徒たちと関わりました。
講談社ブルーバックスより『やさしいトポロジー』『ポアンカレの贈り物』(いずれも共著)上梓。
若い頃には、多くの数学のプロたちと付き合い、その後「数学がわからない」と訴える生徒たちととことん付き合った結果、「数学がわかる」ということがどういうことなのか身にしみてわかってきました。
<著書>『やさしいポロジー』『ポアンカレの贈り物』(講談社ブルーバックス、いずれも共著)、『「なぜ?どうして?」をとことん考える高校数学』(ベレ出版)
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