有機化学はもともとはその名が表しているように、動物や植物などの生体に関係した化合物に関する学問でした。しかし現代では生体以外の化合物を主に扱うようになってきました。いまや、身の回りで目にする非常に多くのものが有機化学産業の産物と言えます。そしてその研究は日々進化し続けているのです。本書では、「暗記」ではなく「考える」ことを意識しながら有機化学の基礎を学んでいます。また、最先端技術の現場でどのように活躍しているかにも触れていきます。
書籍詳細
生きて動いている「有機化学」がわかる
「暗記」ではなく「考える」ことに主眼を置いた有機化学の入門書

- 著者名
- 齋藤勝裕
- ISBN
- 978-4-86064-424-6
- サイズ
- A5判 並製
- 価格
- 定価1,980円 (本体1,800円+税10%)
- 発売日
- 2015年01月23日発売
内容紹介
著者プロフィール
齋藤勝裕(さいとう かつひろ)
1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋市立大学特任教授、愛知学院大学客員教授、金城学院大学客員教授、名古屋産業科学研究所上席研究員、名城大学非常勤講師、中部大学講師、名古屋工業大学名誉教授などを兼務。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。
おもな著書として、「絶対わかる化学シリーズ」全18冊(講談社)、「わかる化学シリーズ」全16冊(東京化学同人)、「わかる×わかった! 化学シリーズ」全14冊(オーム社)、『レアメタルのふしぎ』『マンガでわかる有機化学』『マンガでわかる元素118』(以上、ソフトバンククリエイティブ)、『生きて動いている「化学」がわかる』『元素がわかると化学がわかる』(ベレ出版)など多数。
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実社会とのつながりを意識しながら学ぶ「実践的」な化学入門…
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