「三単現のsはなぜ付くの?」「否定文のnotはなぜこの位置に入るの?」「a/anやtheが付くときと付かないときの違いは何?」など、英語の「なぜ」を、ドイツ語をはじめ、フランス語、イタリア語、ラテン語との比較を通して考えていきます。英語を「外」から眺め、相対化することで、なかなか理解できなかった英文法のポイントがすっきり・はっきり見えてくるのです。
長年英語を勉強しているのにあまり身についていないと感じる方、文法はひと通り学んだけど、よく間違える・迷うところがあると思う方におすすめの一冊です。
書籍詳細
他言語とくらべてわかる英語のしくみ
英語を「外」から眺めてみると、もっと理解が深まる!

- 著者名
- 宍戸里佳
- ISBN
- 978-4-86064-574-8
- ページ数
- 368ページ
- サイズ
- 四六判 並製
- 価格
- 定価1,760円 (本体1,600円+税10%)
- 発売日
- 2019年03月11日発売
内容紹介
著者プロフィール
宍戸 里佳(ししど りか)
桐朋学園大学にて音楽学を専攻したのち、ドイツのマインツ大学にて音楽学の博士課程を修了。現在、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師(楽式を担当)および昴教育研究所講師(ドイツ語を担当)。著書に『英語と一緒に学ぶドイツ語』『しっかり学ぶ中級ドイツ語文法』『しっかり身につく中級ドイツ語トレーニングブック』『英語と一緒に学ぶドイツ語単語』(以上、ベレ出版)、『大学1・2年生のためのすぐわかるドイツ語』『大学1・2年生のためのすぐわかるドイツ語 読解編』『独作文でよくわかるドイツ語』(以上、東京図書)、『基礎からレッスン はじめてのドイツ語』(ナツメ社)、訳書に『楽器の絵本』シリーズ(カワイ出版)がある。
ドイツ滞在は、幼少期の5年半(1970年代)、思春期の4年間(1980年代)、留学中の6年半(1990年代)の、計16年。現地の幼稚園および小学校(1年次のみ)に通ったが、その後は大学卒業まで日本語で教育を受け、ドイツ語は大学で学び直した。
英語は(ドイツ滞在中の)中学1年から始め、学校教育のみ。ドイツ留学中は全く使わず、帰国後(2001年)に一からやり直した。ドイツ語で培った語感が大いに役立ち、2002年に英検1級、2003年にTOEIC975点を取得。