書籍詳細

英語の教養 英米の文化と背景がわかるビジュアル英語博物誌
「ことばのテーマパーク」へようこそ!

英語の教養 英米の文化と背景がわかるビジュアル英語博物誌
著者名
大井光隆
ISBN
978-4-86064-645-5
ページ数
384ページ
サイズ
A5判 並製
価格
定価2,200円 (本体2,000円+税10%)
発売日
2021年02月16日発売

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内容紹介

英語圏の文化的背景と歴史を知ることは、英語ネイティブとの会話、記事や文学についての深い理解につながります。本書は、英米の歴史、英米の年中行事と祝日、様々な場面で引用されるギリシャとローマの神話、聖書とキリスト教、シンデレラやユニコーン、魔女などの伝説と民間伝承、生活やスポーツなどの文化、アリスやフランケンシュタイン、スーパーマンやターザンなど英米では誰もが知る文学や映画、漫画の登場人物、そして最後には、動物や植物についてイラストや写真と一緒に解説していきます。広く英語の教養を知ることができ、総合的な力がつけられる一冊です。

著者コメント

(「はじめに」より)

 本書のタイトルは、最終的に『英語の教養』となりましたが、最初は「英語博物誌」という仮題のもとに執筆を開始しました。2015 年のことです。「博物誌」ということばは英語の natural history から来ているようで、本来は動植物や鉱物について書いたものです。
 しかし、「博物誌」の定義は必ずしも一定していないようで、自然界の事物だけでなく、歴史や宗教など、もろもろの事象を扱った百科全書的な書物も「博物誌」と名乗っても許されそうです。本書は、英語にまつわる知識や情報を集めた、言わばことばの「テーマパーク」のようなものです。ことばと文化に関心のあるすべての人に楽しんでいただけるよう、さまざまなテーマを取り上げました。

 タイトルが内定し、おぼろげな全体像は浮かんでも、具体的な章立て(構成)がなかなか決まらず、とりあえず、動植物や年中行事といった身近な項目から着手したのですが、最終的には、歴史、神話、聖書、キリスト教といった難物にも手を伸ばすことになってしまいました。いずれも、素人にはうかつには近寄れない分野ですが、英語の中での文化的側面に比重を置くというスタンスが決まってからは、少し肩の力が抜けました。どんな分野のことばも、「文化」という視点
から見ると、実に興味深いものです。
 さらに本書では、原則としてすべての項目に図版を入れるという、少々欲張った目標を立てました。これは結果的には非常な困難を伴う作業でした。できればカラー写真を使いたかったのですが、コスト等の理由でかなわなかったのは残念です。しかし、図版があるのとないのとでは、情報量に大差があります。編集サイドの皆様には多大なご迷惑をおかけしましたが、これによって本書の「魅力」は倍増したのではないかと自負しています。

 そもそも私は出版社で英和辞典や和英辞典などの編集作業に長年携わってきた人間ですが、何か特定の分野において深い蘊蓄を持っているわけではありません。そんな私が、おこがましくも歴史、神話、宗教から動植物まで、幅広い分野の英語に関して語ろうとしたのは、まさに「蟷螂の斧」でありました。しかし、辞書の編集に携わりながら常々痛感していたのは、「訳語」だけではその語の一面しか伝わらないということです。たとえば、fairy は「妖精」、witch は「魔女」、angel は「天使」として日本語化していますが、はたしてどれだけの人がこれらの語の本当の意味をご存じでしょうか? Halloween は「ハロウィーン」としはじめにてだれもが知っていますが、はたして本来の Halloween についてどこまで理解されているでしょうか? また、bell、key、tea などといった日常語が持つ文化的側面も、あまり知られていないのではないでしょうか?
 このように、どんな語にも、「訳語」だけでは伝わらない側面があります。私はそれについて述べてみたいと思い、非力を顧みず書き進めました。

 また、聖書やキリスト教といった分野の語は、西洋の文化を理解する上できわめて重要であることは言うまでもありませんが、個々の単語の持つ本当の意味やイメージは「訳語」だけではとうてい理解できません。さらに、スポーツのような分野について書くのは、運動オンチの私にとっては、まさに身の程知らずの暴挙でしたが、今まで敬遠してきた分野への挑戦は、私にとってスリリングな経験でもありました。その結果わかったのは、自分の知識がいかに貧弱で不正確なものであるかということです。いろいろな書物やインターネットのおかげで、何とか本書を書き上げることができました。

 本書は10章から成っていますが、配列に特別な意味はありません。どの章から読んでいただいても結構です。ご興味のない分野でも、それなりに楽しんでいただけるのではないかと思っています。本書によって、「知ること」の楽しさを知っていただき、英語を学ぶ上での「教養」が高まれば、著者にとってこれ以上の喜びはありません。

 執筆の段階では、以下の方々にもご協力をいただきました。
 第4章の「聖書とキリスト教」では、佐藤昇男さん、平野靖雄さん、平野美都子さんに、第7章の「スポーツの文化」では、山崎喜世雄さん、渡辺洋一さんにお世話になりました。ありがとうございました。

 最後になりましたが、最大の感謝を妻の直子に捧げます。彼女は、データの打ち込みから、原稿照合、図版の調達に至るまで、私の不得手とする分野において、前著『英語の常識力 チェック & チャレンジ 1800 問』(ベレ出版)同様、献身的に協力してくれました。心からの謝意を表します。

著者プロフィール

大井光隆(おおい みつたか)

1941年、岐阜県本巣市生まれ。
東京外国語大学卒業。
出版社にて、一貫して英和辞典、和英辞典、参考書などの編集に従事。定年退職後も、各社の英和辞典の編集に参画。
趣味は、語学学習、俳句、カラオケ、料理。

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