コラム

ぶかぶかのベレー帽

アラフィフにして虫を愛でる

先日我が家の玄関扉のすぐ横でじっとしている毛虫を見つけました。今まで見たこともないほど毛が長い黒い毛虫でした。昔から虫は基本的に嫌いではないのですが、いわゆる毛虫・イモムシの類はあまり得意ではありません(なぜならすぐにつぶれるから)。その毛虫も、その日は見なかったことにしたのですが、翌朝同じ場所を見てみると、なんと毛をくるりとからだのまわりに緩く巻いて毛虫の毛が繭状になっているではありませんか。中の毛虫も昨日とは少々形状が異なり、どうやら蛹になった様子。自分の毛で繭を作る!?こんなの初めて見た!!と驚きつつ、とはいえこのままココに居座られても困るので、ごめんね…と思いながら割りばしでつまんで側溝に捨てました。

でもその後なんとなく気になって<毛虫><毛で繭>などのワードで検索してみたところ、【アカスジシロコケガ】という蛾の幼虫で、特に害はなく蛾になった姿は赤と白色で結構かわいいということがわかって、安易な殺生をとても悔やみました。

そして別のある日、ベレの虫企画の一環でカメムシが話題になりました。今までの人生で、とにかく全く興味が沸かない、心の琴線に一度も触れたことのない唯一の虫がカメムシだという認識を以前から持っていたのですが、このとき成り行きでカメムシについて少々調べたら、最近視界の片隅で動くカメムシを見つけると、ついじっと見てしまう…。<あれ?こないだ見たのと違う種類??>などと思いながら無意識に観察していることに気づいてしまいました。

アラフィフになって、期せずして苦手な虫2種を克服することになるとは…。最近の驚いた出来事です。

シンタニ

2022年06月16日

書籍詳細検索

フリーワード
カテゴリー
絞り込みオプション
 
×閉じる

ページのトップへ