電子書籍あり 地球について、まだわかっていないこと いま知っておきたい地球科学入門! 地学・天文学 ★★★★★★★ 入門 初級 中級 上級 ベレ出版で書籍を購入する ※品切れ 他のネット書店で購入する 著者名 山賀進 ISBN 978-4-86064-301-0 ページ数 272ページ 判型 四六判 並製 価格 定価1,650円(本体1,500円+税10%) 発売日 2011年11月16日発売 立ち読み PDFファイル(157KB) 目次 PDFファイル(523KB) この書籍に関するお問い合わせはこちら 内容紹介 人類は、この地球上で快適に暮らすために、土地を拓き、海を埋め立て、建造物を築いてきました。その上で科学の力は欠かせないもので、気候や地震についてもかなりのことがわかってきました。しかしそれでも自然の圧倒的な力によって人々の営みが奪われることがあります。本書では、果たして私たちは地球について、今現在どこまで知っているのか、そして、どこまでまだわかっていないのかを整理していきます。… もっと見る 著者コメント (「はじめに」より) 科学の発展を振り返ってみると、何かがわかったとすると、そのわかったことがさらに新しい疑問を生む、そしてそれが解決すると、それがまたさらなる疑問を生むという繰り返しだったと思います。つまり無限の追いかけっこのように見えます。そうであるなら、アキレスとカメのように、アキレス(われわれ)はカメ(真理)にだんだん近づいているのでしょうか。それとも、追えば追うほど新しい疑問は大きく深くなって、真理はますます遠ざかっていくのでしょうか。 (中略) この本では、非力を省みずに、地球―人類社会について、ここまではわかった、でもここはまだわかっていないということを、いくつかの事柄について簡単にまとめてみました。とくに、まだ何がわかっていないのかということを、整理することは非常に大切なことだと思います。少しでもこの本が、その整理の役に立てれば幸いです。… もっと見る 山賀進(やまが すすむ) 1949年新潟生まれ。、東京都立立川高等学校卒業、名古屋大学理学部地球科学科卒業。1973年〜2015年 麻布中学校・高等学校教諭(理科・地学)。 ●物理や化学みたいな分析的・個別還元主義的な自然の見方以外に、まず総合的・全体的に対象を捉える方法もあるということを伝えるのを目標に、中高一貫校で40年以上、理科の“地学”を教える。教えた生徒数は延べ人数で7000人〜8000人くらい。 ●趣味はカメラ。自宅近くでの野鳥撮影(動画中心)、山や旅行の写真(静止画中心)をたくさん撮る。とくに2011年3月の東北地方太平洋沖地震以降は、日常の当たり前の光景を記録しておくことも大切だと思うようになる。 ●自分の備忘録を作ること、中高生に宇宙と地球と人類について何がわかってきたのかということを伝えるのを目標にホームページを公開している。 http://www.s-yamaga.jp/ ●著書『君たちの地球はどうなっているのか そして、どうなっていくのか-かけがえのない地球-』(麻布文庫)、『なぜ地球は人間が住める星になったのか』(ちくまプリマー新書)、『一冊で読む 地球の歴史としくみ』、『地球について、まだわかっていないこと』(以上、ベレ出版)※この情報は 2025.04.21 時点のものです。