なぜここに!? 動機は? 侵入経路は?
しっかり保存・保管していたのに、ある日突然、食べものに虫が!
一刻の猶予も許されない事態……。虫は放置すれば増えつづける……。
“虫探偵”と称される著者が、半世紀におよぶ現場のなかから思い出深い事件を厳選。
発生源の特定にいたる過程から、功を奏した予防策まで、
昆虫に関する知識と現場に残された手がかりを総動員して、
食べものにつく虫たちの正体を暴く!
書籍詳細
招かれざる虫
“虫探偵”が食害虫の生態や特徴、その正体を暴き出す!

- 著者名
- 兵藤有生 林晃史(監修)
- ISBN
- 978-4-86064-451-2
- ページ数
- 248ページ
- サイズ
- 四六判 並製
- 価格
- 定価1,870円 (本体1,700円+税10%)
- 発売日
- 2015年10月26日発売
内容紹介
著者プロフィール
兵藤有生(ひょうどう くにお)
東化研株式会社取締役会長。1940年、愛知県生まれ。
1957年、愛知県立安城農林高等学校畜産科卒業。
東京・麻布のハム会社を経て、1965年、友人と世田谷にPCO(東化研株式会社)を創業。1984年、同社を分離独立して横浜に同名会社を設立。半世紀に及ぶ、乾燥食品害虫を主体としたコンサルタントの実績は高く評価され、環境大臣表彰などいくつもの受賞歴を誇る。国内はもとより、中国、タイ、フランスなど世界各国の鑑定調査を請け負っている。
●監修者略歴
林 晃史(はやし あきふみ)
防虫科学研究所所長。1934年、山口県生まれ。
1956年、静岡大学農学部卒。1959~75年、大正製薬(株)研究部勤務。1975年より千葉県衛生研究所医動物研究室長、1989年より同研究所次長を経て、1994年退職後、現職。元東京医科歯科大学医学部講師。農学博士。医学博士。著書にロングセラー『虫の味』(福永哲氏との共著)、『実用ガイド「食」の害虫トラブル対策』『ゴキブリはなぜ絶滅しないのか』(いずれも八坂書房)などがある。