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  • 編集部コラム

はじめての寄席

先日、寄席に初めて行って、講談を初めて聞いてきました。小さな机の前に座った講談師さんが、はりせんを叩いて調子をとりながら、歴史にまつわる読み物をおもしろおかしく聞かせてくれる伝統芸能です。

 

場所は、本の街“神保町”から一駅のところにある、小さな寄席。お客さんと高座との距離が近く、アットホームな雰囲気だったので、初心者の私でもすんなりと雰囲気に溶け込むことができました。

 

お目当ての講談師さんは、私(32歳)と同年代の若手の方。ですが、すごく堂々と話をされるので、あっという間に話に引き込まれました。自分と年齢がほとんど変わらないのに、すごい! と感動してしまいました。

 

講談師さんがまくら(本題に入る前の導入部分)で話したことによると、落語家に比べて、講談師の数は圧倒的に少なく、入門する人も少ないようです。そのような世界に飛び込んで、活躍している方に出会えて、とてもいい刺激になりました。

 

いつもと同じように仕事をしていると、新しい視点や考え方をもてなくなるときがあります。仕事がうまくいかないときは、自分の考えに固執して、ひとりでウジウジしてしまうことも多々あります。たまには、ふだん行かないようなところに出かけて、はじめて会う人の話を聞くのもよいものだと思いました。講談師さんのキレのいい話を聞いてスカッとするの、オススメです。

ナガセ

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