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本の効能?

『カラスの教科書』でおなじみの松原始先生の新刊『鳥類学者の目のツケドコロ』の編集を担当しました。松原先生はカラスのイメージが強いかもしれませんが、いろいろな鳥に詳しいのです。執筆前の打ち合わせで、いろいろ鳥のいろいろなお話をうかがったときは、とても幸せな時間でした。

本書はカラスのほかに、スズメやツバメ、トビ、サギ、ウグイス、カモなど、身近な野鳥について、いろいろな見方・考え方を教えてくれる一冊です。

この本の効能は「鳥好きは、さらに鳥への興味が深まったり、科学的に鳥を見られるようになったりする」「鳥が気になる人は、もっと気になって、鳥がいないか常にキョロキョロしてしまう」だと思います。

実際、編集を担当した私もバッチリ効きました。散歩中や通勤中、鳥の鳴き声が聞こえると、その方向をすぐに確認するようになり、カラスやスズメが地面で何かをつついていると、足を止めて鳥の行動をつい観察してしまうようになりました。松原先生のようにはいきませんが、私も確実に“鳥屋”になりつつあるようです。

いまは、野鳥を撮影するためのデジタルカメラがほしいなぁと思っています。読者のみなさんにも、独自の“目のツケドコロ”をもって野鳥を楽しんでほしいなぁと思っています。

ナガセ

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