コラム

ぶかぶかのベレー帽

書道教室に通う

今年の3月から書道教室に通い始めました。きっかけはYouTubeで、ふと現れた「おすすめ」から書道関連の動画を見たのでした。師範級の人がスラスラ墨で文字を書く様子は驚きに満ちています。特に行書や草書、崩したかなは、楷書しか習ったことのない自分にとっては同じ日本語なのに新鮮に感じられました。なぜこんな形・線になるのか、どう考えてこの強弱なのかと思うと、自分も毛筆をやりたくてしょうがなくなりました。早速ネットで調べましたが、ホームページを持っている教室は多くなく、とりあえず自転車で行ける距離の教室を見つけ、すぐ見学に行きました。小学生や中学生が多いですが、先生曰く、コロナ禍になって30代の社会人が増えたらしいです。

実際、毛筆を始めると力加減が想像以上に繊細でコントロールが難しいことが分かりました。線の太さも単に穂先で書けば良いというものでなく、筆を動かす速度や穂先の向きも大きく影響します。小学生の頃に少し習っていましたが、その頃には分からなかったことがたくさんあります。「臨書」と言ってお手本を忠実に再現するということを書道教室では主におこないますが、たった2文字、4文字を書くのに何枚も何枚も書いて、先生にアドバイスをもらいながらちょっとずつ微調整しお手本に近づけていきます。どこかうまくいけばどこか失敗し、一文字目で失敗したら投げ出したくなりますが、「でもいちいち書き直していたらいつまでも提出できないなあ」と思い、失敗を割り切って書ききることも重要だなと感じる今日この頃です。さいわい、先生が褒めて伸ばす方針らしく「うまいじゃあん」「非常によく書けている・・・」「いいよ!いいよ!」と頻繁に言ってくれるので、純粋にハッピーな気持ちになり、「書道も先生もめっちゃ好っきゃー」ってなります。

書道は単なる趣味ではなく、今や欠かせない日常の癒しです。きな臭い現代生活に悩む人におすすめです。

オオイシ

2021年06月24日

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