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街なか葉めくり虫さんぽ

7月に『街なか葉めくり虫さんぽ』が発売になりました。著者は、『手すりの虫観察ガイド』(文一総合出版)などの著作がある、とよさきかんじ先生です。とよさき先生は、「日本野虫の会」という屋号で、虫の写真を撮ったり、虫グッズをつくったりしている方です。とよさき先生のつくる虫グッズはどれも魅力的で、私はハリガネムシメジャーを愛用しています。ちなみに、ハリガネムシとは、カマキリなどに寄生する細長い生き物です。

そんなとよさき先生の新刊『街なか葉めくり虫さんぽ』は、生き物観察を気軽に始められる一冊。大自然のなかに行かなくても、街なかにある街路樹や生垣などで見られる虫を紹介しています。例えば、道端によく植えられているツツジの葉裏では、ツツジグンバイという虫を見つけることができます。とても小さな虫ですが、レース編みのような美しい姿をしているので、ぜひとも実物を見てほしい虫のひとつです(小さい虫なので、マクロレンズなどがあるといいと思います)。

このような感じで、季節ごとに虫と植物を紹介しているので、一年中、生き物観察を楽しめます。ご近所を散歩しながら、生物多様性を感じてもらえたらと思います。

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