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  • 編集部コラム

韓国人の距離感

やっと海外旅行ができるようになってきました。先日、まずは近場にということで、ここのところのドラマ人気で今行きたい国No. 1にもなっている韓国に行ってきました。

メーデーにあたったため、大きな通りがある中心街ではたくさんのデモをやっていました。この光景も韓国らしくて、久々に熱い韓国を見ることができました。

そんな韓国の人たちについて、韓国のドラマや映画を見ていて気になっている方も多いのではと思うのは、人との「距離感」ではないでしょうか。主に女性同士が、友だちでも親子でも姉妹でも1つの布団で一緒に寝ている場面がよく出てきて、人との距離の近さにびっくりします。以前、海外のイミグレーションで順番待ちをしているとき、後ろに韓国からのアジュンマの団体が並んできました。少しずつ列が進むごとに、気がはやるのかすぐ後ろのアジュンマの顔が私の肩にほぼ載るほど密着してきて、どうしていいものかとかたまってしまったことがありました。その顎をのせている人はまったくの他人の、外国人なのに。人との距離が近い国民性なのだと知りました。

韓国の街中で道に迷ったりして困っていると、すぐに「何か困っていますか?」と声をかけてくれる人が多くいます。親切な人が多いと本当によく思います。新宿のドトールで席がなくて困っていたとき、3人組の若い男の子たちが手招きして席を譲ってくれて、自分たちは狭いテーブルに移っていきました。聞こえてくる会話から韓国の子たちだとわかったのですが、そんな若者がいるのかとびっくりしました。 人との距離感が近く、熱くて親切、そんな人たちがいる韓国はとてもわくわくする場所です。今回訪れてみて、街は以前よりは少し元気をなくしているものの、それを戻しつつあるパワーを感じました。またすぐにでも行きたいです。

ワタヒキ

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