2018.02.27 編集部コラム うまく並走できたか? じつは私、気象予報士の資格をもっております。初対面の方にそれを伝えると、「明日の天気はどうですか?」とよく聞かれます。紙の書籍をつくっているだけに(?)、ペーパー予報士なので、突っ込んだ質問をされるとドギマギしてしまいます。 なぜ気象予報士の資格を取ったのかというと、昔から、空を見るのも、テレビの天気予報を見るのも好きだったからです。趣味で資格を取ったのですが、せっかくならそれを活かしたいと思い、ベレ出版に入る前は、とある気象情報会社でアルバイトをしていました。アルバイトに通う電車内では、ケータイで気象衛星画像をチェックするなどして仕事に備えていました。 そんなとき、ある気象予報士さんのブログを見つけました。天気についてわかりやすく書かれていて、アルバイトに通う電車内でのブログチェックが日課になるほどでした。その気象予報士さんのおかげでアルバイトを最後までつとめることができたといっても過言ではありません。 このたび、その憧れの気象予報士さんの本を担当する機会に恵まれました。『TEN-DOKU――クイズで読み解く天気図』は、天気が好きすぎる気象予報士こと、増田雅昭さんの入魂の一冊。編集者としてうまく並走できたかはわかりませんが、多くの方に天気のおもしろさを感じてもらいたいと思っています。 ナガセ