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  • 編集部コラム

アダルトオンリー

コスタリカに行こうとネットでホテルを探していたところ、立地がいいのにリーズナブルな宿を発見。ホテルの写真の雰囲気はEaglesのHotel Californiaのジャケットみたい。でも宿情報に〈アダルトオンリー〉とあって、子どもは泊まれない静かなホテルなのでしょうか。とにかく条件がよかったのでポチっと予約。そしていよいよコスタリカの首都、サン・ホセに到着。タクシーの青年にホテルを伝えると、「うそだろ!?あそこに泊まるの!?騙されてるよ!あのホテルを使う女性客なんていないよ!?」と。なんでもそこは、ホテルのバーに女性たちが待機していて、意気投合したら部屋に行く、そういう場所だそう。サン・ホセの街中でひときわ高いピンクの建物のそれはそういう意味でかなり有名だとか。でも今さらキャンセルできないし、ちゃんと有名なサイトで予約したし、青年が言うことも信じきれないし。そしてタクシーが宿に到着。青年は「幸運を祈るよ、¡adiós!」と笑いをこらえながら陽気に去っていきました。嘘であってほしいと願いながらホテルに入るといきなり薄暗いバー、…いきなりバー? すると奥のほうからボディコンミニスカワンピを着た派手な女性がしなしなと登場。しかし私を見て「Uh-oh~」と言って帰っていきました。彼の言っていたことは本当でした。1人用なのにえらく大きく薄っぺらなベッドは居心地が悪く、身も心も休まらない宿での滞在、〈アダルトオンリー〉の意味を知ったコスタリカの旅でした。帰国後そのホテルを検索してみると、「すばらしい場所」という男性からの絶賛レビューばかり。まさか宿の写真にsuch a lovely placeの歌詞の意味でも込められていたのでしょうか。そして、コメントと一緒にアップされた写真の女性の後ろには、見覚えのあるあの大きなベッドが……

ワタヒキ

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