書籍詳細

物理学のための数学
自然法則が純粋理論の数学によって表せるという驚異を体験してください。

物理学のための数学
著者名
一石 賢
ISBN
978-4-86064-308-9
ページ数
343ページ
サイズ
A5判 並製
価格
定価2,268円 (本体2,100円+税8%)
発売日
2012年01月19日発売

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内容紹介

小惑星イトカワから無事に帰還した「隼」の快挙は物理理論が数学的に表現されることによってその軌道を正確無比に計算できたことが一つの要因でした。そんな物理数学を解説する本書では、高校数学の領域を超えている部分が多くありますがそれは必要と思われたものばかりです。さらに思考の流れを止めないために数式をしっかりと示しています。最終的な目的は論理、概念を理解すること。さあ、数学をやりましょう!

著者コメント

(「はじめに」より)

 数学や物理に興味のある高校生の諸君! そして、理系の大学生はもちろん、すっかり数学から離れて久しいビジネスマンの方々。
 数学をやりましょう!
 絶対に後悔はしません。自分のロジックを鍛えるのにこれほど適切な分野はないからです。ここで改めてロジックの重要性を述べる必要はないでしょう。数学というと、ともすれば記号をいじくり回しているイメージが強いでしょうが、それは違います。あくまでも論理の訓練です。
 学校で習う数学は、先にカリキュラムが過密に決まっていて、少しずつ未消化のまま次の項目に移ってしまう……ということが多いのです。実はこれが非常に怖い。数学が論理の組み立てで成り立っている以上、一部でも未消化の部分があると、先々大きな亀裂となってしまうからです。
 だから、分からない部分が出てきたらその場で解決することが最急務です。先生を困らせるくらい聞き込むことです。あるいは、参考書に当たってもいい。とにかく、放置しないことです。

 数学は、人間の英知の最たるものです。強調してしすぎることはないでしょう。純粋に論理に従い、一切の非論理性を排除してきた、唯一といってよいほどの人類の至宝です。それによって思わぬ難題を抱え込むこともありますが、それは精密さを求める上で不可避といえます。数学者のたゆまぬ努力と精進は、まさに頭脳を削るほど過酷なことで、なかには数世代の時間を掛けてやっと証明することができる、という命題も多く存在します。
 それどころか問題解決の取り組みはまさしく現在進行形で、問題に取り組む姿には神々しささえ覚えるものです。科学の女王陛下たる数学に仕える侍従者たちは、それほど過酷な仕事をしているのであり、また周囲の期待も高いものがあります。
 

著者プロフィール

一石 賢 (かずいし けん)

本名、金子守宏。1957年生まれ。立命館大学理工学部 数学物理学科卒業。
金子システム研究所代表。現在、翻訳、各種ソフトウェアの開発及びサイエンスライターとして活躍中。アメリカの国立公園をこよなく愛する。

著書『道具としての物理数学』
  『道具としての相対性理論』
  『Turbo PASCAL プログラミングテクニック』
  (JICC 出版局、現、宝島社)などがある。

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