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手回し計算機を使ってみよう

このコラムを読んでる方から
「いつもマジメな内容だけど、もっとくだけた内容も書いたら?」
と言われることがあります。
真面目一徹なコラムにしようとは全然思っていないのですが、
会社や業界について語るときには、あまり下手なことも言えないので
「真面目に考えてます!」という顔を保つようにしています。

今回は、満を持して(?)
特に役に立たない、大変どうでもいい内容になっています。

父が生前、変なモノを買ってくることが好きで、
それが今でも会社に転がっています。

都電のゼンマイ式電車、謎のジャバラ猫、なんだか立派な秤

そんな変なモノの一つに「手回し式の計算機」というのがあります。
嬉しそうに持ってきたのを覚えています。

ただ、これが壊れていて、動かなかったため、
しばらくしてから、別のまだ動くやつを買ってきました。
私は、使い方をちゃんと聞いたことがなかったのですが、
新しい方も、ダイヤルらしきものがうまく回らないので、
結局、こっちも壊れてたんだな、と思っていました。

年代モノっぽいです

この度、父の「お別れの会」というのを開催することになり、
そういう「変なモノたち」も展示することになりました。
この計算機も展示するというので、久しぶりに触っていたら、
なんと偶然、ダイヤルが回りました!
おー!!と感動してあちこち触ってみて、検証した結果、
いろいろな使い方が判明しました。

実は、インターネットで「手回し計算機」と検索すると、
使い方を丁寧に説明するサイトが出てきます。
最初からこのサイトを見れば、使い方はすぐわかったのですが
自分で試行錯誤してガチャガチャ触るのが楽しくて、
時間を忘れてしまいました。

今までは、お客様から「これ、なんですか?」と聞かれても
使い方がわからず、お見せできなかったのですが、
これで使い方を実演できるようになったので、
積極的に自慢していこうと思います!

せっかく自分で使い方を解明したので、
下記に足し算と掛け算の方法を紹介します。
読み飛ばしていただいて結構です(笑)。

①足し算・引き算
上の枠のツマミを動かすと、枠の数字が変わります。
例えば 305 と入れるなら、百の位を3、一の位を5に動かします。

見えにくいのですが、溝の部分にツマミがあり、それを動かすと表示板の数字が変わります

そこで、右の大きいダイヤルを1回回すと、
右下の枠の数字がガチャッ!と動いて 305 が表示されます。

ガチャン!

次に、上の枠のツマミをまた動かして、足したい数にします。
例えば 1201 としました。
この状態で大きいダイヤルを回すと、
下の枠の数字(305)に 1201 が足されて 1506 となりました!

結構時間がかかるのですが、慣れたら早くできるのかどうか

なお、引き算するときは、ダイヤルを逆方向に回します。

②かけ算
足し算のときに、大きいダイヤルを1回転させましたが、
これを2回転させるとどうなるかというと

ダイヤルを回すのが楽しくなってきました

もう一回、同じ数が足されます。(1506+1201=2707)
「じゃあ、5倍したかったら5回転させればいいんだ!」と気づきました。
ということは、100倍したかったら100回転!となりますが……
さすがにちょっとめんどくさすぎる気がします。

ここで、もう一度落ち着いて機械全体を見てみると、
まだ触っていない左下の表示に気づきます。

現状は3回転したので、3が表示されています

大ダイヤルを回転させるたびに、数が一つずつ増えています。
何回転させたかがわかるためかな?などと推測しました。

他にも触ってないパーツがいくつかあります。
左と右の側面に、計3つのダイヤルが付いています。
それと、手前に大きめのツマミがあります。
この辺もガチャガチャ触ってみました。

ダイヤルは動くときと動かないときがあります。おまけにちょっと固いので、無理やり動かしていいのかわからず、恐る恐る回してます

回してみると、ダイヤル類は、リセット機能だとわかりました。
左下のダイヤルは左下の表示版、
左上は右上の表示版、
右の小ダイヤルは右下の表示版をゼロに戻す役割です。
なお、元々ゼロのときは回せないようです。
だから最初は動かなかったんだなー。なるほど。

それと手間のツマミを右にクイッとやると
機械の下半分が、右に動くことが判明。

右に2回クイックイッとやると2回動き、
左にクイッとすれば左にも動きます。
これは桁移動か……?
もしや、と思って、右に2回動かした状態で
305 を入れて一回転すると

下のパーツを動かした結果、左の表示板の上の▼表示が百の位を指しているのがわかりますでしょうか?

100倍だ!
右下の表示版は 30500 になり、
左下の表示版は 100 になっています。
実は、これに気づいた時点では理解できていなかったのですが、
要するにこれは掛け算機能なんですね。

例えば 305 ✕ 513 なら
右上の表示を 305 にしてから
桁移動を使って、左下が 513 になるようダイヤルを回します。

動かす桁がだんだん増えてきました。そもそも桁数がすごく多い。なんと、21桁まで表示できます。

すると、右下が 156,465。掛け算の結果が導き出されました!
うーん、すごい。感動。

昼休みを返上して探求し、どうにかここまで辿りつきました。
インターネットの情報を見ると、
実は小数の計算や除算(割り算)もできる模様。
なぜそんなことができるのか、まだ全然わかっていません。
まだまだ探究していく必要があるようです……。

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