2026.08.24 NEW 社長コラム 社長みたいなことを言う ベレ出版では、全体会議、タイトル会議、営業会議、編集会議などの定例会議があります。私も社長のハシクレなので、会議では発言の機会がそれなりにあります。 当社では社長と社員がフラットに議論できる関係を目指していますがそうは言っても社長の発言は重く受け止められがちです。提案が命令として受け取られたり、意見としての反論が叱責のように感じられたら困るので「いつ、何を、どのように話すか」は多少、気を遣います。 例えば、その発言が指示なのか、あくまで提案・意見に過ぎないのかを明確に分けて伝えるよう意識しています。また、「○○をするな」といった「やらない方向の発言」はできる限りしないことにしています。 それから、成果としての数字の話を言い過ぎないよう気をつけています。目標達成度や前年比などの数字を追うのは当然ではありますが、自分が数字ばかりを気にすると、社員の意識が結果“だけ”に向いてしまうのではないか、と危惧するからです。それよりも「なぜこういう方針にしたか」「これからどうすべきか」といった本質的な話をしたいと思っています。 とはいえ、ときには経費や業績についてシビアな指摘をすべき場面もあります。そういうときに、つい「今から社長みたいなこと、言いますけど…」という謎の前置きをしてしまうのでした。 「社長も社員もフラットに」みたいなことを言っておきながら、それが急に、いかにも経営者然として話すのが照れくさいのです。言わねばならぬことなら言うのも社長の役割なのですが、ついモジモジしてしまうのでした。 先日、また「社長みたいなこと言うけど」と言ったら「いや、アンタ社長やないかい!」とツッコミが入りました。それくらいの雑な扱いを受けるくらいがやりやすいと思っています。