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  • 編集部コラム

紙と赤ペン

しばらく海外出張中の著者と原稿のやりとりをしていました。

以前なら海外の著者には、ゲラを送るのに1週間、送り返してもらうのに1週間かかっていたのに、今ではお互いPDFをワンクリックでやりとりは即完了。時差も手伝って、こちらが夕方送ったデータが、翌朝にはチェックを終えた状態で戻ってきたりしますから、むしろ海外とのやりとりの方が時間のロスがなくスムーズなくらいです。本当に便利な時代になりました!! 印刷所とのやりとりも同じで、赤字の入ったゲラをスキャンして送信。今まで宅配便のお世話になって1日かかっていたやりとりが即時に終わります。

でも、この流れで原稿のチェックもPC上で…というわけにはいかないんですよね~~。ゲラのチェックはやっぱり紙でないとやりにくい…というか、できない…。<慣れ>の問題もあるのでしょうが、紙で確認しないとなぜか見落としも多いし、心情的にも不安です。著者にもデータは必ず紙に印刷してチェックしてもらいます。これ、慣れない私だけではない証拠に、私の机の上だけでなく、他の編集者の机の上も、やっぱり紙だらけ。赤ペン片手に、皆、今日も紙に埋もれて仕事をしています!!

シンタニ

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